自立するコミュニティってなんだ?今治で新しい公共を創るための4日間
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この度、今治市のこれからの20年を考えるイベントを実施します。
①2月1日(土)、②2月7日(金)、③2月22日(土)、④2月23日(日)の4日間にわたり、それぞれ「アート」、「ケア」、「DIY」、「集う」をテーマとして市民参加型のトークセッション&ライブイベントを開催します。
主催は、「今治ホホホ座」(旧今治市)、「森のともだち農園」(玉川)、「KAIこども組合」(吉海)の3つの地域で活動するメンバーによって結成された実行委員会となります。
現在の日本社会は、少子化をはじめとした様々な課題に対峙せざるをえず、今治で暮らす私たちにとっても、その未来は楽観的なものではありません。一方でいま各地において、地域で暮らす人々自ら工夫し、閉塞的な現在を打破しようとする先駆的な実践の事例が少なからず誕生しています。それは、地域社会、地域コミュニティといった、比較的小さな単位を主体とした、そこに暮らす人々にとっての言わば「新しい公共」をさぐる試行錯誤の姿だと言えます。「自立するコミュニティってなんだ?」は、そのような各地域における創意工夫の姿を、コミュニティ活性に向けた最新の事例として紹介し、「では今治において何が可能か、地域における豊かな暮らしとは何か」について、今治に暮らす人々みなで考えるための4日間のプログラムです。
①2月1日(土)トークイベント「今治のアートを考える日」(無料)
地域の主体的な表現活動やアートの現場について、先駆的な実践を知り考えるための対話の場となります。
会場
今治ホホホ座(愛媛県今治市共栄町1丁目3-3 )
時 間
13:30~16:00
ゲスト
平田オリザ(劇作家・演出家、芸術文化観光専門職大学学長)
甲斐 賢治(せんだいメディアテーク・アーティスティック・ディレクター)
周山 祐未(Imabari Landscapesディレクター)
二宮 敏(株式会社NINO代表)
聞き手
豊島 吾一(今治ホホホ座)、久保田テツ(KAIこども組合)ほか
②2月7日(金)トークイベント「今治のケアを考える日」(無料)
社会包摂やコミュニティをキーワードとして、今治における具体的なケアの形について探る場となります。
会場
LLACハウス in しまなみ(今治市吉海町八幡233-1)
時間
18:00~20:00(予定)
ゲスト
西川 正(NPO法人ハンズオン埼玉 理事/真庭市立中央図書館館長)
首藤 義敬(株式会社Happy代表取締役社長)
聞き手
青砥 穂高(今治ホホホ座)、久保田 茜(KAI こども組合)ほか
③2月22日(土)トークイベント「今治のDIYを考える日」(無料)
DIY をキーワードとし制度設計を含めた主体的な居場所づくりの事例から考察する場となります。
会場
森のともだち農園(今治市玉川町龍岡上甲363)
時間
13:30~16:00
ゲスト
鯨本 あつこ(NPO法人離島経済新聞社代表理事)
西村 周治(合同会社廃屋/西村組)
聞き手
森 譲寛(森のともだち農場)、久保田 茜(KAI こども組合)ほか
④2月23日(日)ライブイベント「ぼくらの市民会館・スペシャル!」(有料)
今治市合併20周年の祝祭とあわせて今回のプロジェクトを締めくくるライブイベント。ライブ、トークセッションのほか、マルシェやショップも並び、飲食やグッズも楽しい祝祭の場に。
会場
今治市民会館(今治市別宮町1丁目4番地1)
時間
開場/11:30~閉場/20:00
マルシェ出店者
汽水空港(鳥取)・網の店おおやま(東京)・越智商店(今治)・curry steady(西条)
nuttsponchon(尾道)・meza(西条)and more !!
トークセッション:13:30
ライブの出演者・主催者・出店者・お客様も交えて新しい公共のあり方を考えるトークセッションを行います。
ライブ:15:00
寺尾紗穂 / 坂口恭平 / マヒトゥ・ザ・ピーポー / テニスコーツ
料金:2,000円(高校生以下無料) ※ライブ以外の時間帯は入場無料です
お申し込み方法
①②③(トークイベント/無料)
https://forms.gle/e6i2HBhLARmY91YFA
(お名前・ご連絡先・希望日をご記入し送信してください)
④(ライブイベント)
Eメール
i.hohoho.za@gmail.com
(件名に「ぼくらの市民会館ライブ予約」と明記の上、お名前・人数・連絡先をお知らせください)
※メールアドレスをクリックするとメーラーが立ち上がります
主催
「自立するコミュニティって何だ?」実行委員会
〈「今治ホホホ座」(旧今治市)/「森のともだち農園」(玉川)/「KAIこども組合」(吉海)の3者協働組織〉
助成
今治市(今治市合併20周年記念事業)
出演者プロフィール
①2月1日(土)「今治のアートを考える日」
青年団主宰。江原河畔劇場芸術総監督。豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクター。『東京ノート』で岸田戯曲賞、『月の岬』で読 売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞、『上野動物園再々々襲撃』で読売演劇大賞優秀作品賞など。
せんだいメディアテークにおいてアーティスティックディレクターを務める。主に地方行政の文化施策に従事し、企画、運営に携わるとともに、アートやメディアにまつわる複数のNPOに所属。2011年度芸術選奨・芸術振興部門文部科学大臣新人賞受賞。
愛媛県今治市生まれ。立命館大学卒。2018年より〈身近にアートがある暮らし〉をコンセプトにアートプロジェクト「Imabari Landscapes」を立ち上げる。その他にも芸術祭のコーディネーターや、アートアワードの事務局を務める。2024年には今治市主催の「アーティスト・イン・今治」の企画運営を担当。
愛媛県西予市出身。2013年 愛媛県松山市にてデザインスタジオNINO INC.を設立。これまで見過ごされてきたすでにそこにある多様な資源を積極的に評価、価値化し、コミュニケーションデザインを通じて、社会に示していく活動を行っている。
②2月7日(金)「今治のケアを考える日」
2005年NPO法人ハンズオン埼玉を設立。現在、副代表理事。まちづくりや子育て支援の研修等の講師やファシリテーターとして活動。2022年4月から岡山県真庭市立中央図書館長を兼務。『あそびの生まれる場所「お客様」時代の公共マネジメント』(ころから)等。
2012年に株式会社Happyを設立、2017年3月に多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」を開設。「Happyな暮らしを問い続け、暮らしの選択肢を 増やす」ことをモットーに、介護・看護、アウトドア事業など、目の前にいる人が幸せに生きるためのサービスを次々と展開。
③2月22日(土)「今治のDIYを考える日」
有人離島専門メディア『ritokei(リトケイ)』統括編集長。2010年に離島経済新聞社を設立。「島に学ぼう」を合言葉に、国内400島余りの有人離島地域を中心に、小規模コミュニティの魅力と価値を可視化。2024年4月『世界をかえるシマ思考 離島に学ぶ、生きるすべ』(issue+design)発売。
京都府生まれ。一級建築士・宅地建物取引主任士。神戸芸術工科大学建築学科を卒業後、ボロボロの長屋を改装して住み始めたことを機にDIYに目覚め、神戸市内の廃屋を改修しつつ引っ越しを繰り返す。2020年に有機的な建築集団「西村組」を結成、“無理をしない”を合言葉に日々廃屋と向き合う。
④2月23日(日)「ぼくらの市民会館・スペシャル!」
2009年に大阪にて結成されたバンド・GEZANの作詞作曲を行いボーカルとして音楽活動開始。2014年からは、完全手作りの投げ銭制野外フェス「全感覚祭」も主催。自由に境界をまたぎながらも個であることを貫くスタイルと、幅広い楽曲、独自の世界を打ち出す歌詞への評価は高く、日本のカルチャーシーンを牽引する。著書『銀河で一番静かな革命』『ひかりぼっち』、絵本『みんなたいぽ』(絵:荒井良二)。映画監督作品『i ai』がある。
2007年ピアノ弾き語りアルバム「御身」でデビュー。大林宣彦監督の「転校生さよならあなた」、安藤桃子監督の「0.5ミリ」の主題歌やCM楽曲制作(KDDI、三井住友ほか)、書評や連載も多い。教科書『高校生の音楽I』(教育芸術社)掲載の「魔法みたいに」はNHK「Dearにっぽん」主題歌としても親しまれている。最新刊は『日本人が移民だったころ』(河出書房出版)。アルバム近作「しゅー・しゃいん」は「ミュージック・マガジン」の年間ベスト7位(ロック部門)に選出された。
作家、画家、音楽家、建築家など多彩な活動を行なう。2004年に路上生活者の家を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。著作は『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』『独立国家のつくりかた』『苦しい時は電話して』『モバイルハウス 三万円で家をつくる』『家族の哲学』『継続するコツ』『生きのびるための事務』、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』『躁鬱大学』など。2012年から死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービス「いのっちの電話」を自身の携帯電話(090-8106-4666)で続けている。
さや(Vocal)と植野隆司(Guitar)が学生時代に出会い、1995年よりmajikickレーベル始動。以後、国内・海外でリリース、コラボレーション多数。テニスコーツ以外でも、ソロ、近年ではSpirit Fest、ざやえんどうなど多くのバンドを主宰/参加。2020年、日本を中心としたインディ・ミュージシャンの音楽を広く掲載するストリーミング・サイトMinna Kikeruを仲間と立ち上げ、運営に携わる。
合併20周年記念イベントについて、地域情報を地図と連動させた「デジタルブック」としてまとめて発信できるスマートフォンアプリ「MEQQE(めっけ)」に投稿しています。詳しくは、こちらからご確認ください。
①2月1日(土)「今治のアートを考える日」 MEQQE掲載情報はこちら
②2月7日(金)「今治のケアを考える日」 MEQQE掲載情報はこちら
③2月22日(土)「今治のDIYを考える日」 MEQQE掲載情報はこちら
④2月23日(日)「ぼくらの市民会館・スペシャル!」 MEQQE掲載情報はこちら
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