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「今治みらい発掘プロジェクト12」今治③地域のフィールドワークを開催しました

令和6年4月13日(土)に、今治③地域のフィールドワークを開催しました。

本日のスケジュールはこちら。
身近な施設の秘密を知ることができる上に、たくさんの素敵な出会いがありそうです。

集合場所に続々と集まる隊員と高校生たち。今まで開催した中で一番多い人数のため、とても賑やかです。

今回のフィールドワークには、歴史のサポーターである横田圭佑さんと食のサポーターである三上菜緒さん、そしてFC今治高等学校里山校の生徒17名も一緒に参加してくださいます。

全員が集まったところで、今治里山スタジアムを統括の中川さんに案内してもらいます。

エントランスやフィールド、観客席などを順にお話を聞きながら見て周りました。
今治市は「村上海賊」が有名なことから、このスタジアムも海賊船がモチーフになっているそうです。
皆さん時折メモを取りながら真剣に説明を聞いています。

選手がピッチへ出る通路の壁に、東京芸術大学の日比野学長と岡田会長のサインを発見。
スタジアムの建設を視察に来られた時に、現場にあったチョークで書かれたものなのだそう。

特に感動したのが「ロッカールーム」と「VIPルーム」。
選手が座る場所に座らせてもらったりVIPルームからの景色を眺めたりと、貴重な体験に皆さん嬉しそうです。
今回の見学でボランティアに参加しようとする高校生が現れるなど、全員が良い刺激を受けたようでした。

【余談】
見学終了後、高校生たちが中川さんに「名刺をください!」と殺到。
名刺はわずか数分で無くなってしまい、隊員が「私も…」と言いに行った時には時すでに遅しという状況でした。

次の目的地であるバリウォーターには自転車で向かいます。隊員の竹内さんは自分の自転車を持参していました。
ヘルメットを装着していざ出発。

バリウォーターではパンフレットやビデオを見ながら、この施設でどのようなことが行われているのかを担当者に教えていただきます。
皆さん真剣な表情で耳を傾けていました。

ここからは2班に分かれて施設の見学をさせていただきます。
濾過ろか装置を使って水をきれいにする実験を見せてもらったり、水がきれいになる順番に施設を見て回ったりすることで、生活に欠かせない「水」への理解を深めることができました。
ちなみにこの施設を動かす電気は、100%「バリクリーン」で発電されたもので賄われているそうです。

見学が終わったら、次の目的地「市民の森・フラワーパーク」に向け再び自転車で移動します。

「市民の森・フラワーパーク」では、まず最初に鯉の餌やり体験を行いました。
皆さん楽しそうです。

餌やりを終えて散策していると、立派な鯉のぼりが空を泳いでいました。
これだけの数が並んで泳ぐところを見る機会がないので新鮮です。

散策中、野外ステージに立ち寄り小休憩。
ステージ上の高校生と女の子のやり取りで、会場はとても盛り上がっていました。
豊かな自然を楽しんだら、高校生の皆さんとはここで一旦お別れです。
隊員たちはお昼ご飯を食べるため「いこ食堂」へ向かいます。

いこ食堂では、それぞれが好きなものを注文し談笑しながら食べていました。

一気にたくさんの注文が入って厨房も慌ただしそうです。

お腹を満たしたら高校生たちと交流するため「FC今治高等学校里山校」に向かいます。

たくさんの生徒たちに出迎えてもらい、平内先生からFC今治高等学校里山校をご紹介いただきました。
カリキュラムの内容を聞いているととても面白そうで、興味が湧いてきます。

生徒を代表して曽我部さんが「3年間デザインを学べるところに魅力を感じ入学しました。将来は、人の暮らしに寄り添ったものを作れるインテリアデザイナーになりたいです。」と話しました。
夢を叶えるため頑張ってください。

このあと、生徒の提案で隊員と生徒が自由に交流を行いました。
県外から来ている子も多くいるためか「今治でおすすめのご飯屋さんはどこですか?」、「おすすめのスポットはどこですか?」と様々な話題で盛り上がっていました。

まだまだ話したくて時間が足りないという様子でしたが、次の予定があるため残念ですがお開きです。
みんなで記念撮影をして、高校生も一緒に次の目的地である「乗禅寺」へ向かいます。

乗禅寺では、歴史のサポーター横田さんから「所在地名「延喜」の由来、醍醐天皇の勅願寺」というテーマで、乗禅寺を建てた喜作さんにまつわるエピソードをわかりやすく解説してもらいました。

その後乗禅寺の裏山にある、国の重要文化財に指定されている鎌倉時代末期から南北朝時代の11基の石塔を見学し、再び横田さんの説明を聞きます。

乗禅寺から移動し、次の目的地である宅間集会所へ。ここでは継ぎ獅子や獅子舞の練習風景を見学させていただきます。

宅間獅子連中の方から高い天井の専用練習場などについて説明していただき、実際に練習を見せていただくことになりました。
大人2人分の高さだけでも十分な迫力がありその凄さが伝わります。

獅子舞も、ここまで近くで見られることがあまりないため圧倒されました。
受け継がれてきた迫力のある動きは、見る人を魅了しますね。

ここで実際に、使っている道具を触らせていただけることになりました。
皆さん興味津々で、獅子頭の動かし方を教わったり太鼓を叩かせてもらったりしています。

最後に宅間獅子連中の方から「伝統芸能である継ぎ獅子を継承するためここで練習をしているので、興味があればぜひ一緒にやりましょう。」とお誘いがありました。
これをきっかけに会員が増えてほしいですね。

せっかくなので、宅間獅子連中の方と一緒に記念撮影です。飲み物やお菓子もいただき、至れり尽くせりでした。
宅間獅子連中の皆さんありがとうございました。

少し休憩したところで、次は近くにある「コンテックスタオルガーデン今治」に向かい、店長の近藤さんからお話を伺います。

工場をリノベーションしてできたお店とのことで、あちこちにその名残りが見受けられるのが印象的です。

店内を自由に見学させていただき、隊員も高校生も気に入った「今治タオル」の買い物を楽しんでいます。
十分満喫したところで、本日のツアーは終了です。店長さんたちに見送られながら、振り返りをするために今治里山スタジアムへ向かいます。

今回は人数が多いため、隊員グループと高校生2グループに分かれて振り返りを行います。
今までに開催した地域の振り返りを見ては「どこのフィールドワークも楽しそう」、「これは実際に参加するのが一番楽しいよね」と話していました。

高校生グループは初めての今治で気に入った瞬間が多いのか、写真を選ぶのに時間がかかっている様子。
一方の隊員グループはさくさくと写真を出力し、あっという間にコメントを書き込んでいました。
皆さん真剣に書き込んでいますね。

同じフィールドワークでも人それぞれの感じ方があり、どのグループも素敵な記録が出来上がりました。

振り返りが終わったら、最後に全員で記念撮影を行います。
恒例の「むすぼう、今治!」の掛け声で締めくくりです。
FC今治高等学校の皆さん、本日は1日ありがとうございました!

次に行われるワークショップは令和6年6月8日(土)です。
次回までに「地域の産品で作るおすすめのおむすびの具材を考えよう」という宿題が出されていますので、今回参加していない隊員の方もぜひ考えてみてください。
しばらく時間が開きますが、楽しみにお待ちください。

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