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「今治みらい発掘プロジェクト12」朝倉、玉川地域のフィールドワークを開催しました

令和6年4月20日(土)に、朝倉、玉川地域のフィールドワークを開催しました。

本日のスケジュールはこちら。
たくさんの自然や伝統に触れ、新たな魅力を発見する1日となりそうです。

今回は朝倉地域、玉川地域合同でフィールドワークを行うため、玉川地域の隊員は玉川支所に集合してからみんなで朝倉支所に向かいます。
朝倉支所では集まった隊員がコーヒーを片手に談笑する姿が見られました。

本日のフィールドワークには、食のサポーター三上奈緒さんと歴史のサポーター佐藤真一郎さんが一緒に参加してくださいます。
各地域の隊員が移動中も交流が図れるようジャンボタクシーに分乗し、最初の目的地である「七間塚古墳」に向かいます。

ここでは朝倉地域の隊長である渡辺さんが、独自に調べ上げたという古墳についてのお話を聞かせてくださいました。
この一帯に見られる「野々瀬古墳群」は円墳に分類され、戦前は100基ほどあったのだそうです。
近くにある「五間塚古墳」は内部に入ることができるそうなので、みんなで見に行きます。

五間塚古墳は大小様々な石を積み上げてできていて、中は少しひんやりとした空気です。
渡辺さんは「1500年近くこの状態を保てるのはすごいですよね。」と熱く語られていました。

五間塚古墳を見ていると、その近くで養蜂をされている方が。
急遽養蜂に詳しい越智課長が色々と教えてくださいました。

この状態のハチミツも食べられるとのことだったので、みんなで少しだけ頂くことに。
隊員から「花の味がする」という感想が出ていましたが、まさにその表現がびったり当てはまる味でした。
ハチミツを堪能したら、ここからはこの地域に縁のある「斉明天皇」に関連する場所を巡ります。

まずはこの大きな岩に刻まれた文字。
これは下村住人石丸甚蔵が野々瀬に12町歩の新田を拓き、天王(野田川)からの潅がい用水路を造った記念の文字とのこと。なんと390年以上前に刻まれたものなのだそうです。
この大きな岩がある山の上には斉明天皇が作らせたとされる立派な神社があるそうなので、気になる方は訪れてみてください。

お次は「伏原八幡大神社」です。ここでは渡辺さんが斉明天皇の逸話についてお話ししてくださいます。
斉明天皇が雨乞いをすると大雨が降ったことから、巫女の要素もあったとされているそうです。

歴史のサポーター佐藤さんは「私が言いたかったことは全て渡辺さんがお話しされたので…」と歴史の楽しみ方についてお話ししてくださいました。
時代の変化によって様々なことが楽に行えるようになりましたが、昔はどうだったのだろう?という視点で見ると面白いとのことでした。

そして最後は「斉明天皇の供養塔」です。佐藤さんから斉明天皇がどんな人物で、どんなことをした人なのかという説明をして頂きました。ここは詳しい文献が残っているわけではないそうですが「斉明天皇のお墓」として、地域の方々が大切にされているところなのだそう。
渡辺さんはこの「供養塔」がある「太之原」という地名の由来について「皇之原」との記述があると話されていました。
次は「越智農園」に移動します。

越智農園に向かう途中「この石に注目してください。」と言う渡辺さん。
この石は斉明天皇が九州に行く際に、脱いだ服を盗られないようにこの岩で蓋をした逸話から「岩塚」といわれているそうです。

越智農園ではいちごのビニールハウスに案内していただきました。
その中で栽培されていた「さちのか」は果肉が固めで甘酸っぱいのが特徴なのだそう。
ビニールハウス入った瞬間から、隊員は口々に「いちごのいい香りがする!」と感激していました。
ご好意で採れたてのいちごをいただきましたが「美味しい!」と大絶賛でした。

【余談】
この地域にあるマンホール蓋は、いちごのイラストが描かれている特徴的なものなのだそうです。
地域の特産品がデザインされたマンホール蓋。ぜひ探してみてください。

次の目的地は「朝倉ダム湖畔緑水公園」です。
「朝倉ダムからオーバーフローした水が流れる様子が龍の鱗のように見えるので、ぜひ見てほしい!」とのことでしたが、残念ながらこの日は見ることができませんでした。

朝倉ダムから水がオーバーフローしている時はこのように見えるそうです。

朝倉ダム湖畔緑水公園では自由に散策を楽しみます。
この文字の上にダムが広がっていると聞いた隊員から「上に行きたい!」という声が上がったため、急遽ダムの方へも行くことに。

先ほどいた公園や、ダムの様子が伺えます。
山間の澄んだ空気と自然を満喫したら、次は「タオル美術館」に移動です。

タオル美術館では担当の方に案内してもらい館内を見て回ります。
常設されている「ムーミン展」や「キャシー中島展」更に本日から開催という「ナガノ展」を見ることができました。

館内の見学が終わったところで「王府井」でお昼ご飯をいただきます。
皆さん美味しい料理に舌鼓を打ちながら、話に花を咲かせていました。
少しガーデンを散策したら、次の目的地である「朝倉臼坂ふるさと交流館」に向かいます。

朝倉臼坂ふるさと交流館では「ぼたもち」を購入し、隊員の大西さんからお話を伺いました。

以前は五葉の里で作られていたことから「五葉ぼたもち」と呼ばれていたのだそう。
「今では「五葉ぼたもち」とは呼ばなくなりましたが、味はずっと変わっていないので、ぜひ皆さんに食べてほしい」と話す大西さん。振り返りの際にみんなでいただくことを楽しみに、次の目的地である「八幡饅頭」に向かいます。

八幡饅頭では、作り方のこだわりなどについてオーナーからお話を伺いました。
防腐剤が入っていないので日持ちはしませんが、その美味しさを求める人が後を絶たないとのこと。
昔ながらの作り方でずっとこの味を守っていきたいと話されていました。

途中、オーナーのご好意で全員に「午前中に作ったばかり」という出来立ての八幡饅頭をいただきました。たくさん用意してくださったので「もう一つください」とおかわりする隊員も。
美味しい饅頭で小腹を満たし、次は「玉川総合公園の万葉の森」へ向かいます。

ここでは玉川地域の隊長である渡部さんからお話を伺います。
「万葉の森」は現在100歳を迎える地元の方が「整備をして森を作ろう」と言い出したことから始まったそうで、散策中たくさんの植物を見ることができました。
パンフレットもあるので、それを片手に散策するのもいいですね。

道中珍しい竹の花を見たり、子どもたちが遊具で遊んだりと思い思いに楽しむことができました。

次に訪れたのは「工房織座」です。ここでは自社製品としてストールや帽子などのアパレル小物の製造を行っています。
製品は織柄で勝負しているそうで、その仕事ぶりは「第三回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」を受賞するほど。

工房では2班に分かれて見学をさせていただきました。
まずは明治時代の織機を修繕して使用されているというアトリエからです。
ここではワークショップも開催されているそうで、武田代表自らお話をしてくださいました。

こちらで体験することができる「足踏み織機」とは、シャトルと呼ばれる器具をペダルを踏むことで左右に動かして布を織る機械です。
壁にある糸の中から自分の好きなものを自由に選び、ストール等を作ることができます。すぐに使えるものが作れることがワークショップが人気の理由なのだとか。

実際に隊員も体験させてもらいましたが、ガシャッという重そうな音とは裏腹に「ペダルを踏む力は思ったよりも軽くないといけない。」と話していました。

次に工場へ移動し、工場長の青野さんからお話を伺います。
こちらでは「よろけ織り」という特別な織り方について教えていただき、隊員たちは「よろけ織り」がどのようにしてできるのか、織機の動きを注意深く観察していました。

見学が終わったら、次はショップを見せていただきます。
隊員の中には「これはどの織り方でできたものですか?」と質問をされている方もいました。
買い物等を楽しんだところで、次は「鈍川せせらぎ交流館」に向かいます。

ここでは「テントサウナ」や日本で唯一の「メダカ水族館」を見学させていただきます。

まずは「テントサウナ」。こちらは予約が入り次第スタッフの方が準備をし、いつでも使えるようにしてくださるのだそう。
体を冷やす際は目の前を流れる川に入ります。水がとても透き通っているので、サウナに入っていなくても入りたくなります。

次は「メダカ水族館」です。現在78種類のメダカを展示しており、このようなメダカだけの水族館は日本でここだけなのだそうです。
メダカは突然変異でその種類を増やしているそうで、中には一匹何万円もする超高級魚もいるのだとか。

鈍川せせらぎ交流館は、2019年に「昭和レトロ」をテーマにリニューアルし、大人から子どもまで幅広く楽しめる温泉施設になったのだそうです。ぜひ一度訪れてみて下さい。
館内の見学を終え、本日の最終目的地である「森のともだち農園」に向かいます。

移動の途中雨が降ってきましたが目的地に到着です。
雨が降る中、隊員で「森のともだち農園」の森さんから、栽培しているブルーベリとマコモタケについてのお話を伺います。
ブルーベリーは放っておくと光を求めてどんどん高くなるので、剪定する必要があるとのこと。一つ賢くなりました。

今回の振り返りは、森のともだち農園にあるキャンプ場で行います。
キャンプ場の雰囲気や自然の景観に感動しながら記録を作るための写真選びをしていると、森さんが「芋炊き」を振る舞ってくださっていました。

雨に濡れて少し寒く感じていた中での温かい「芋炊き」は、格別の美味しさで多くの人がおかわりをしていました。
施設だけでなく美味しい料理までご提供いただき、ありがとうございました!

芋炊きの他にも、途中で購入した「ぼたもち」や「八幡饅頭」を食べながら2班に分かれて記録を作成していきました。
どちらもとても素敵な記録です。

最後は恒例の「むすぼう、今治!」の掛け声で締めくくりです。
歴史、食、自然など様々な地域の魅力を体験した楽しい1日となりました。

次に行われるワークショップは令和6年6月22日(土)です。
次回までに「地域の産品で作るおすすめのおむすびの具材を考えよう」という宿題が出されていますので、今回参加していない隊員の方もぜひ考えてみてください。
しばらく時間が開きますが、楽しみにお待ちください。

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