お知らせ
INFORMATION

「今治みらい発掘プロジェクト12」朝倉、玉川、波方、大西、菊間地域の第4回みらい会議を開催しました

令和6年9月7日(土)に朝倉、玉川、波方、大西、菊間地域の第4回みらい会議を開催しました。

会場である大西公民館の入り口には可愛らしいウェルカムペーパーが貼られており、隊員達を出迎えています。

集まった隊員達は受付を済ませ、早速展示しているポスターを見ていました。
楽しそうな会話の中で「視点が違うとこうも違うんやね~」という声が聞こえてきました。
普段何気なく見ている風景も、こうしてポスターにすることでより魅力が伝わりやすくなりますよね。

ポスターに見入っている方もいらっしゃいましたが、全員が揃ったところで地域の食材を使ったおむすびの試食を行います。
今回も株式会社福MUSUBIの福岡さんが、隊員のアイデアを形にしてくださいました。
第3回会議で各グループが考案したおむすびの案をもとに「金ごまのおむすび」「甘とう美人のおむすび」「きな粉と波方味噌のおむすび」「枝豆ととうもろこしのおむすび」「ちりめんと仙高ポークのチャーハンおむすび」の5種類を用意しました。そのおむすびを一つずつご紹介します。

「金ごまのおむすび」
こちらは朝倉地域でとれた金ごまをご飯、本だし、練り梅と混ぜ合わせおむすびにしたものです。

「甘とう美人のおむすび」(玉むすび)
 こちらはJA越智今治女性部玉川支部の皆さんが中心となって考案した「玉むすび」を再現しました。
玉川地域の隊員からも「甘とう美人」を使ったおむすびの提案がありましたが「甘とう美人」が玉川地域の特産品であることを改めて感じることができる一品です。

「きな粉と波方味噌のおむすび」
こちらは、波方地域の隊員が考案した「きな粉おむすび」です。
ご飯の中に波方味噌や鰹節を入れて握り、そこにきな粉をまぶしました。
(きな粉は塩と砂糖で味付けしています。)

「枝豆ととうもろこしのおむすび」
こちらは大西地域で収穫されたとうもろこしの実と芯をご飯と一緒に炊き、そこに塩茹でした枝豆を混ぜたおむすびです。

「ちりめんと仙高ポークのチャーハンおむすび」
こちらは菊間地域の仙高ポークとちりめんを具材に使い、鶏ガラ、塩胡椒、甘とう美人が入ったチャーハンを作っておむすびにしたものです。
今回は菊間産のちりめんが入手困難であったため、宮窪産のちりめんを使用しました。

ちなみに、今回のおむすびに使われている「あきたこまち」は、玉川地域の隊長である渡部さんからご提供いただいたものを使用しています。
この5種類のうち、1人2種類好きなものを選んで試食することになり、皆さんどれにしようか迷いながらおむすびを手に取っていました。

選んだおむすびを頬張りながら、思ったことや感じたことを素直に書いてもらいます。
各地域の食材を使ったおむすびの味はどうだったのでしょうか。

感想を書き終わったら、次は「担当地域の今と未来のマップ作り」です。
サポーターであるグラフィックレコーダー岩下紗矢香さんが、他地域のマップや岩下さん手作りの解説書をもとにポイントをわかりやすく説明してくださいました。

説明を聞いたら、いざ実践。
話すのが得意な人や書くのが得意な人が、それぞれの持ち味を活かして進めていきます。

こちらは別の紙にイラストを描いて、それを貼っていくとのこと。
グループによって違う工夫があり、完成が楽しみです。

あっという間に埋まって行く紙面。
思いの丈をこれでもかと詰め込んで、マップ作りは終了です。

完成したマップをみんなで見て、感想を付箋に書いて貼っていきます。
なかなかユニークな感想が多く、読んだ人たちからは笑い声が上がっていました。

今回の会議で朝倉、玉川、波方、大西、菊間地域の隊員全員が集まるのは最後になることから、各グループの代表者に今までの活動を振り返っての感想を話してもらいました。
「最初は何をするのだろう?と思って参加した」「地元の人でもより深く地元のことを知ることができた」など、明るい表情で語ってくださいました。

最後は恒例の「むすぼう、今治!」の掛け声で記念撮影です。
台風の影響で延期したにも関わらず、本当にたくさんの方が参加してくださいました。
ここまで数々の活動に参加してくださり、ありがとうございました!

令和6年10月13日(日)に行われる「市民がさんかくおむすび交流会」では、この活動で制作した記録やポスターなどの展示に加え、プロジェクトムービーの放映が行われます。
また、発掘隊員が考案した「地域の食材を使った12種類のおむすび」の配布やトークイベントなど、楽しい催しが盛りだくさんですので皆さんぜひ遊びに来てくださいね。
今後の活動もレポートしていきますので、次回の更新まで楽しみにお待ちください。

お知らせ一覧へ