『今治市合併20周年記念事業グランドフィナーレイベント 未来への出航 12のクルー(家族)がひとつになって』を開催しました

令和7年3月9日(日)にせとうちみなとマルシェ会場において『今治市合併20周年記念事業グランドフィナーレイベント 未来への出航(たびだち) 12のクルー(家族)がひとつになって』を開催しました。
当日はふれあいマリン広場でステージイベントを行ったほか、みなとホールでの「今治みらい発掘プロジェクト12」の成果報告展示やマルシェ内での12地域の特産品や12地域の特色ある食材を使ったおむすびの販売、さらには吹揚小学校グラウンドでの今治魅力発見熱気球体験や今治港発着の今治魅力発見クルーズなど、会場周辺も含めて様々なイベントを同時に開催し、多くの人が訪れました。




【今治魅力発見熱気球体験】
吹揚小学校を会場にして応募総数985通・倍率13倍という高倍率の中、当選した約240名を対象に午前の部と午後の部に分かれて熱気球体験を行いました。
参加者からは「楽しかった!」という声が多く聞かれ、気球を背景にあちらこちらで記念撮影をする様子が見られました。


【12地域の特産品や特色ある食材を使ったおむすびの販売】
せとうちみなとマルシェの一角にブースを構え、12地域の特産品や特色ある食材を使ったおむすびの販売を行いました。
「12地域の特色ある食材を使ったおむすび」は「今治みらい発掘プロジェクト12」から生まれたもので、各種限定30個ずつ販売されました。販売開始とともに多くの人がおむすびを買い求め、中には各種1つずつ購入されている方もいました。
特産品の販売では「今治みらい発掘プロジェクト12」に縁のあるブースが多数出店しており、中でも愛媛県漁業協同組合宮窪支所の「わかめ詰め放題」が来場者の注目を集めていました。


【「今治みらい発掘プロジェクト12」の成果報告展示】
みなとホールを会場に「今治みらい発掘プロジェクト12」の様子をまとめたムービーや制作物をまとめたパネルを展示しました。
また「12地域の特色ある食材を使ったおむすび」のレシピが配布され、興味のあるものを持ち帰る人が見られました。


【今治魅力発見クルーズ】
今治港発着で、来島海峡大橋や波止浜湾造船所群などを間近で眺められるクルーズ体験を午前と午後の2回実施しました。当日は応募総数337通・倍率15倍という高倍率の中当選した約70名が船に乗り込み、約60分のクルーズを楽しみました。
船内ではガイドによる見どころの解説もあり、搭乗者からは時折感心や驚きの声が聞こえました。
「ずっと子どもが楽しみにしていて、いろいろなことを知ることができて楽しかった」と楽しそうに話す親子もおり、イベントは大成功を収めました。


【おにぎりサミットローカル今治】
一般社団法人おにぎり協会と連携し、おにぎり協会に参画する自治体の出店をはじめ、おにぎり店で初めて「ミシュランガイド東京」ビブグルマンに掲載された「おにぎり浅草宿六」によるおにぎり販売を行いました。
おにぎり販売では「おにぎり浅草宿六」の定番である「鮭」と「あみ(小さなエビの佃煮)」のおにぎりが販売され、これを購入するための整理券を求め配布前から長蛇の列ができていました。


【ステージイベント】
オープニングアクトとして太鼓団体の合同演奏「海の豊饒」が披露されました。
息のあったパフォーマンスと迫力のある圧巻の演奏で、最高のオープニングを飾りました。






今回初披露の「今治みらい発掘プロジェクト12」オリジナルかるたを使って、小学生の部と中学生以上・一般の部に分かれて「今治魅力発見かるた大会」を行いました。
大人も子どもも服を芝生だらけにしながら、豪華賞品を目指して全力で大会に臨んでいる様子が見られました。
同じ枚数を獲得した人はじゃんけんでの順位決めとなりましたが、皆さんいい笑顔で賞品を受け取っていました。
今治魅力発見かるたの詳細はこちらから確認できます。


大阪・関西万博に出演する松下清士郎さん、かぐらさんに日本舞踊を披露していただきました。
まずは妹のかぐらさんが「じょんから女節」を披露し、その圧倒的な表現力と演技力で観客を魅了しました。
次に兄の清士郎さんが「娘道成寺」を披露し、観客からは時折清士郎さんの名を呼ぶ声が上がりました。


今治エール大使「IMABALINA Ambassador」委嘱式では、今治市合併20周年記念大使であるバリィさんとモデル・俳優の木野山ゆうさんに委嘱状と今治タオルでできたTシャツが送られました。
任命された木野山さんは「いろいろと教えていただく側でしたが、今度は発信する側として頑張っていきます」と決意を述べられました。

今治市立別宮小学校の6年生と、岐阜県美濃加茂市を拠点に活動するシンガーソングライター・田中慈人さんが作った曲「ぼくらのふるさと」の合唱が、制作に関わった関係者によって行われました。
このような大きな舞台は初めてとのことでしたが、緊張感を感じさせない伸び伸びとした歌声を響かせ、終了後には観客から大きな拍手が送られました。

一般社団法人おにぎり協会のステージとして、埼玉県深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」をはじめとした協会に加盟する会員企業・自治体のPRが行われました。
和歌山県みなべ町の梅、埼玉県深谷市の野菜、新潟県南魚沼市のコシヒカリなどの紹介があり、おにぎり協会代表理事の中村祐介さんは「この他にもまだ今治に来たいと言っている仲間が大勢いるので、ぜひまた来たいと思います!」と意気込みを語りました。

歌手の今井由里さんが自身で作詞作曲した「ふるさと今治」と松下清士郎さん、かぐらさんの演舞がコラボしたスペシャルステージが披露されました。素晴らしい歌声と日本舞踊の融合に会場は大きな拍手に包まれました。

「今治みらい発掘プロジェクト12」 ステージイベントとして、このプロジェクトを振り返るトークショーを行いました。
隊員の方々がこのプロジェクトに参加した経緯や活動を通して感じたことを述べたり、今回のために用意されたやのひろみさんの特別VTRを試聴したりと今治の魅力について語る濃密な時間となりました。

ステージの最後には、有志で集まった隊員の方による「世界に一つだけの花」の合唱が披露され、このプロジェクトによってできた繋がりの深さを感じるステージイベントとなりました。


最後は餅まきをして、市長の挨拶で締めくくりです。
「出航、今治!」の掛け声ではーばりーを船に見立て、進水式のような演出でこれからの未来への門出を会場全体で祝い、大きな拍手の中イベントは幕を下ろしました。